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シリアのバーニヤース港に約65万バレルのサウジ産原油を積載した第一便のタンカーが到着し、サウジアラビア王国がシリア・アラブ共和国へのエネルギー支援として初回分の供与を開始

moenergy
Global News
2025-11-17

2025年11月16日(日)、サウジアラビア王国がシリア・アラブ共和国のエネルギー部門に対して提供する支援の第一陣となる原油がバーニヤース港に到着した。サウジ産原油を積載したタンカーが同港に入港し、総量160万バレルに及ぶ支援枠のうち、約65万バレルが今回の初回分として引き渡された。

今回の原油供与は、サルマン・ビン・アブドルアジーズ国王およびムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相の御指示に基づいて実施されたものである。

サウジアラビア王国(サウジ開発基金)とシリア・アラブ共和国(エネルギー省)は、2025年9月11日に原油支援協定を締結しており、本支援はサウジアラビアエネルギー省の監督のもと実施されている。支援の目的は、シリア国内の製油所の稼働強化、運用面および財務面での持続可能性の確保、経済成長の促進、経済的課題への対応、重要部門の発展支援、そして持続可能な開発目標(SDGs)の達成を後押しすることにある。

本支援は、両国の緊密な関係に基づき、シリア国民の生活環境改善に寄与する王国の取り組みを反映している。

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