エネルギー大臣殿下が国際原子力機関(IAEA)事務局長と会談

Global News
2025-07-16アブドゥルアジーズ・ビン・サルマーン・ビン・アブドゥルアジーズ殿下(エネルギー大臣)は本日、リヤドにて国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシー事務局長を迎えられました。
会談では、相互の関心事項、国家原子力プログラムの最新動向、ならびに同機関との協力を通じて得られた進展について協議が行われました。また、技術および専門的協力の強化策、並びに原子力安全・保安に関する最高水準の国際基準の適用についても議論されました。
さらに、会談では、サウジアラビアが原子力・放射線規制庁を通じて、IAEAとの協力のもと、2025年12月にリヤドで開催予定の「原子力・放射線緊急事態に関する国際会議」の準備状況についても話し合われました。
この会談は、王国とIAEAとの継続的な協力の一環として実施されたものであり、同協力には、知見の共有、原子力・放射線分野における国家能力の強化、原子力インフラの整備など、幅広い分野が含まれています。これらすべては、「サウジ・ビジョン2030」に基づき、エネルギーミックスの多様化と持続可能性の実現に向けて、同分野が果たす重要な役割を支援することを目的としています。