サウジアラビア王国の国際再生可能エネルギー機関(IRENA)常駐代表が、同機関事務局長に信任状を提出

Global News
2025-12-10国際再生可能エネルギー機関(IRENA)のフランチェスコ・ラ・カメラ事務局長は本日、アブダビ首都に所在する同機関本部において、サウジアラビア王国の常駐代表であるアブドゥッラー・ビン・アリー・アッシャハリー技師より、正式な信任状の提出を受けた。提出式典は同本部にて執り行われたものである。
サウジアラビア王国は、同機関への加盟以降、事務局との協力や各種イニシアティブ・活動への参加を通じて、IRENA の事業およびプログラムを積極的に支援してきた。これらの取り組みは、再生可能エネルギー分野における国際的な努力を推進し、持続可能な開発目標の達成、さらには国際的なパートナーシップの強化に寄与するものであり、王国が本重要分野で蓄積してきた知見と実績の共有にもつながっている。
王国の常駐代表は、IRENA におけるすべての活動およびプログラムへの参加を担い、技術会合や公式会合への出席、再生可能エネルギーに関連する国際的なイニシアティブやプログラムの策定への参画、さらに同機関事務局および関係国内機関との調整を行う役割を負う。これにより、再生可能エネルギー国際枠組みにおける王国の存在感を一層高め、地域および国際レベルにおける同国のリーダーシップと成果を示すことが期待される。
2009 年 1 月に設立された IRENA は、現在 171 か国が加盟しており、各国の持続可能なエネルギーへの移行を支援することを目的としている。同機関は再生可能エネルギーの活用促進、エネルギー転換に関するグローバルな取り組みの支援、各種データおよび統計情報の提供、国際協力の強化など、多岐にわたる活動を行っている。